2009年05月03日

伊勢参り

エッセが納車されたので、慣らし運転の為にちょっと紀伊の方まで行ってきました。

一日目は、4月30日の23時30分に木更津を出発。空いていて快適なアクアラインを渡って多摩川沿いを調布まで遡上し、保谷まで出て友人を5月1日の1時30分くらいにピックアップ。保谷から環八を通って東名高速東京ICから高速に。あとはひたすら走り続けて三ヶ日ICまで。高速を降りた後は、伊勢湾フェリーに乗るべく一路、渥美半島の先端部まで。道はかなり空いており快走。伊良湖に着いたのが7時頃でフェリーが8時10分出航なわけですが、すでに二十数台の車の列が出来てました。フェリーは50台位は乗れそうな感じで、問題なく8時10分の便に乗船して出港です。

伊勢には9時過ぎに上陸。そのまま伊勢神宮へ。途中、伊勢志摩スカイラインという有料道路があったので試しに行ってみたら1220円も取られました。青森までだって休日なら1000円で行けるこのご時世に1220円は高すぎます。その割に道はショボイし、むしろ下道の方が距離は短いしで若干ヤレヤレと思うものの、山の頂上の見晴らしは良かったのでその点だけは評価出来ます。あと、朝熊岳金剛證寺というお寺に参拝できます。逆に、景色と寺がどうでもいい人にとっては、絶対にこの道は通らない方がいいです。

スカイラインを抜けて伊勢神宮へ。まずは外宮から。人が少なくて明らかに人気がないご様子。まぁ、豊受大御神じゃぁ天照大御神にはネームバリューで勝てないからしょうがないのかなぁ。とりあえず、本宮まで行って参拝するも、ゲートに閉ざされていてかなり遠い位置からの参拝でした。お金を払うと、宮司さんに先導されて ちょっと近づいて参拝できるみたいです。

内宮は、えらい混んでいて駐車場に止めるのにも一苦労。お土産物屋さんの通りを抜けていよいよ本拠地へ。「るるぶ」的には、「伊勢神宮へお参りをすることによって、身も心も清められます」みたいなキャッチコピーになっているんですが、少なくともゴールデンウィーク中のお昼とかに行っても騒がしいだけで、なんだか落ち着きません。お参りするのに並んだりする必要があるので、各々の神様の所までは行くのですが、外観を眺めるだけでパスしてしまった所も多々あります。きっと、森と川が綺麗だったので、平日で雨の日の早朝とかに行くのがベストなんだろうなぁ。

伊勢神宮を参拝したとことで時間的に夕方近くになってきたので「しあわせの里葉瑠華」という名前の宿へ直行。この宿の名前を言うのになんか恥ずかしいです。宿は眼下に港を一望出来る所に建っており、景色が良かったなぁ。夕飯はアワビとか出てきて美味しかったけど、量が少なかったのが残念なところ。風呂は屋上に港を見下ろせる露天風呂完備!と謳われていたので入ってみたものの、夜の8時ともなるともう灯りがなく、港の警告灯みたいなのがポツポツと見えるだけで寂しいし風が強くて寒い・・・。露天風呂に入るなら、絶対に夕方の方がいいですね、たぶん。深夜から走り続けていたので、さすがに疲れていたので早めに寝ました。朝は、カーテンを閉めていないと朝日が水平線から上がってくるのが見えます。かなり明るいので強制的に5時ぐらいに起きることが出来ます。

5月2日は、伊勢・志摩からスタートして紀伊半島をぐるっと回って美浜まで行くコース。「那智の滝」とか「熊野古道」とか行きたいねー、なんて話していたものの、予想以上に紀伊半島が大きく、ひたすら車で海沿いを突っ走る感じになりました。伊勢志摩から海沿いに南下する道は本当に車が少なく、あり得ないぐらい快適なドライブロードだと思います。

19時頃に「由良イン」という安いビジネスホテルにチェックイン。壁に貼られたインターネットの使い方ガイドの所に、初音ミクインサイドのロゴが何故か貼り付けてあり、経営者の誰かがネラー、もしくは双葉住民である可能性が高いです。近くに三井造船所があるので、でっかい船が止まっていてカッコイイです。

3日目は、美浜から埼玉の入間まで帰るコースです。阪和自動車道を通って近畿自動車道・名神高速道路・中央高速道路と抜けて来ました。中央高速では、諏訪の電光掲示板を見ると八王子まで所要7時間という渋滞に遭遇。回避のために勝沼で降りて奥多摩を抜けて青梅に出て帰ってきました。

ほとんど観光もご当地の名産品も食べず、ひたすら車に乗っているだけでしたが、ダラダラと喋りながらひたすら運転しているだけで楽しいですね。車を買って良かったと思いました。