2009年06月07日

一夜城

埼玉の実家から千葉の木更津へ帰る際、そのまま帰るのは寂しいので箱根へ行ってきました。一人で。

本当は、大涌谷へ行って温泉卵でも買って、箱根神社の曽我神社とか見て帰ってこようかと思っていたものの、大涌谷も神社も17:30過ぎに行くと駐車場が閉まってました。これでは、何のために来たのか分からなくなるので、小田原の一夜城へ行ってきました。

一夜城は知らない人が多いと思いますが、簡単に言うと豊臣秀吉が小田原の北条氏を倒す時に石垣山に一夜で城を築いて相手を怯ませたというような感じのエピソードに出てくる城跡です。

城跡はかなり分かりにくい場所が入り口になっており、普通に走ってると通り過ぎてしまうような山道を登っていきます。そんなわけで、行ってもほとんど人がいません。ミカン畑を抜けて山の上の駐車場に車を止め、本丸を目指します。

本丸跡地からは、小田原市内を一望する事が出来ます。個人的には近くにある祖父の家のミカン畑からの景色の方が、視界が開けていて綺麗なのですが、歴史を振り返りながら「ここから小田原城を監視したのかぁ」とか考えるとかなりテンションが上がります。

景色が綺麗な上に人がまったく居ないので、デートスポットに最適なんじゃないでしょうか。というか、最適だと思います。何故ならば、カップルが茂みでナニをしていたからです。正確に言うと行きに本丸に行く途中、茂みの奥でめっちゃオッパイを揉みしだいている人が居て「こんなところで?!」と思いつつ通り過ぎて本丸まで行ったものの、帰りに来た道を戻ると今度はスカートをたくし上げてるような人影のシルエットに変化してて、リアルな世界のエロに耐性のない自分としては、なんかもう「あqwせdrftgyふじこl」な感じで居たたまれず逃げるように駐車場に戻りました。なので、実際はどうなのか分かりません。車で山道を下る途中、特に気にもとめなかった路肩の車の中にも人影が必ず2つありました。

少年時代の夏休みを祖父の家で過ごした時はまだ一夜城公園が造成中で、農道を新しく綺麗な道に舗装し直しているところでした。昔の道と新しい道が複雑に繋がっているのが面白くて探検して歩き回ったかつての農道が、今では完全にエロ街道になっていて愕然としました。歳を重ねると、昔に見た視点と違った視点で物事を見れるようになり、とても面白いですね。今日は疲れました。