いずれ消え行く無駄な情報を、密やかに発信する装置。つまり日記。
暗渠に興味を持ったので、「東京ぶらり暗渠探検 消えた川をたどる!」を買いました。
暗渠を求めて彷徨う人には最適な一冊です。都内の暗渠が網羅され、写真や地図、歴史等の紹介等があり、資料として充分に役に立つ内容になっています。川ごとに実際に暗渠の上を歩いたことが分かる写真と解説文が添えられており、読んでいると実際に行ってみたい気持ちになる構成です。歴史的な補足説明が多く記述されており、東京の都市開発の過程を伺い知ることもできます。冒頭はカラーページですが、基本的にモノクロです。写真が沢山載せられているので、できる事ならカラーであれば良かったなと思いますね。