いずれ消え行く無駄な情報を、密やかに発信する装置。つまり日記。
個人的に好きな漫画として、芦奈野ひとし という人が描いた超ハードSFの「ヨコハマ買い出し紀行」という漫画があります。その作者の新作漫画が「カブのイサキ(1)」です。
ヨコハマ買い出し紀行の舞台も神奈川県三浦半島でしたが、今回の漫画も三浦半島が舞台になっています。ただし、地面の大きさが10倍になっています。漫画の中で城ヶ崎まで往復120kmとあったので、今の地形では城ヶ崎から半径6kmくらいの場所が物語の舞台ですね。ちなみに東京タワーも3333mになっています。そんなわけで、普通に車やバイクで移動するのは困難になっており、みんな飛行機を乗って移動するのが常識な世界観です。もちろん登場する飛行機もジェット機などではなくレシプロ機。江ノ電も走ってるし、ジュースはビンだし、車は軽トラだし、、、田舎というかレトロな雰囲気は、今回の漫画でも楽しめます。
正直なところ、ちょっとファンタジー感が強すぎかな?とも思いましたが、ヨコハマ買い出し紀行を1巻から読み直してみると、意外と最終刊とは違ったテンションで物語が始まっているので、徐々に落ち着いてきたらこの漫画も変わっていくかもしれないなぁ。まぁ、ヨコハマ買い出し紀行も終わるまでに10年かかったし、この漫画ものんびり10年ぐらいかけて楽しんでいきたいですね。
あと、どうでもいいですがヨコハマ買い出し紀行を読むと無性に出かけたくなりますね。とりあえず、今週末にでも浜金谷から久里浜に渡って城ヶ崎と七里ヶ浜あたりを見てこようかと思います。小網代に行ってミサゴに会いてぇ。