2010年03月20日

東京電力横浜火力発電所 及び スカイウォーク

EOS7Dを買ってから、高い所や工場地帯などに行きたくてどうしょもない日が続いています。今回は東京電力横浜火力発電所とベイブリッジの下にあるスカイウォークへ行ってきました。

京急電鉄の生麦駅から歩いて横浜火力発電所へ行きます。2本の煙突を目標に首都高5号大黒線の下を歩いていくと入り口があります。

見学会には10人位の人が参加していました。最初に不思議な紹介ビデオを見て、案内係の人に連れられてコントロールルームやガスタービンを見ます。

横浜火力発電所はガスタービンと水蒸気を使った汽力発電の複合型発電所になっています。精巧な模型が展示してありよくわかります。

危険な仕事につきものの、職場の人が作ったと見られるポスター。

屋内の施設を見た後、待ちかねていた塔に向かいます。実に大きい。遠近感がおかしくなります。

煙突のスペックとしては200mあります。展望室が設けられているのは180mの位置。螺旋階段がありますが、さすがに登るのは厳しいのでエレベーターに2分程乗って展望室へ。

展望室からの眺望は最高でした。普段、首都高湾岸線を走ってる時に見える2本の巨大な煙突ですが、見下ろす立場になると随分と高速道路が小さく見えます。

模型で展示されていた箇所もよく見ることが出来ます。

相方の煙突を見ることが出来ます。展望室があるのは登った煙突にしか無いとのこと。
2階建ての高速道路がT字になっている所の少し先に生麦駅が見えます。歩いているときはそれ程遠くは感じませんでしたが、こうしてみると結構遠い。

移動には不思議な電動カート?のような物に乗ります。パワステがないらしく、ハァハァ言いながら案内係の人がハンドルを切っていました。

煙突を見て見学は終了。時間としては90分くらいでしょうか。デンコちゃん(人妻)のハンドタオルが貰えました。

横浜火力発電所を後にし、今度はスカイウォークへ向かいます。尋常ではない強風とトラックの排ガスで構成された橋です。

歩いていると大黒JCTと大黒PAが見えてきます。車の輸出はここからされているので、大量の車が並んでいます。

このジャンクションのうねり具合を見てください。どのように繋がっているか分かりますか?

スカイウォークに着きました。もっと恋人同士で来ている人が多いかと思いましたが、良い感じに寂れています。家族連れや年配夫婦が多い印象。

夕日に照らされる「LOVE」の文字が切ない。

強風が吹き抜ける通路を歩いて、中央部にある円盤状の展望室へ向かいます。

展望室には喫茶店や演奏ブースがあり生演奏が行われていました。この演奏も夜間入場が出来なくなる2010年の3月末と同時に終了してしまうようです。寂しいですね。

夕陽に照らされた観光船。豪華客船が横浜港に入港するときは非常に混むようです。ここから見下ろすと凄く高い位置に居る気がするのですが、ベイブリッジをくぐれなかったクイーンメリー2号などはどれ程大きかったのでしょうか。スカイウォークのWebページには客船の入港時間がかかれているので、それにあわせて行くのも良いかもしれません。

スカイウォークから横浜火力発電所を見上げます。こうして見ると遠い。

橋の下から展望室を見上げます。橋の両側についている歩道で、右側が往路、左側が復路になります。

帰りは都バスでスカイウォーク前から横浜駅西口へ向かいます。路線バスなのに、平気で高速道路に乗り始めるのでちょっとビビりました。横浜の後は秋葉原へ向かい何時ものように酒を飲んで帰宅。

今回行くにあたって、所謂デートスポット系に一人で行くのは寂しかったので、女の子に声をかけてみたのですが誰も彼も予定が合わず、結局 男同士で行ってきました。なんだかんだで男だけで行った方が良い場所だったと感じました。

「川崎駅あたりで昼ごはんを一緒に食べ、生麦駅からゆっくりと歩いて発電所へ。知的好奇心を満たしつつベイエリアの景色を楽しみ、大黒埠頭を抜けてスカイウォークから夕陽に沈む横浜港を眺め、都バスでベイブリッジを渡る頃には日も暮れ、夜は横浜に消える・・・。」
こんな感じに書くと徒歩で行くデートコースとして良いように感じますが、実は違います。歩く距離がかなりあります。排ガスが酷いです。発電所とジャンクションをピュアに楽しむ心がないと心が折れます。発電所から下を見ながら「Simcity4的にはどうか?」とか、大黒JCTを見ながら「無人島に持っていくとしたらどのジャンクションがイイ?」とか、スカイウォーク展望室をみて「スタートレックのエンタープライズみたいだな。」とか語り合えないと楽しめません。